働きかた生きかたラボ:HI LAB

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KINGのキャリアを紐解こう~【その1:プランドハップンスタンス(計画的偶発性)】

Title: はたらくをもっと素敵に。

【はたらくをもっと素敵に。】をライフテーマに掲げ、Twitterを中心に精力的に活動する、「はたらく」を素敵にするスペシャリストKINGこと「採用の王」

そのKING自身のキャリアを紐解き、「働きかたや生きかたのヒント」を見つけましょう。

 

早速ですが、KINGのキャリアを表現する一つ、「Planned Happenstance(計画的偶発性)」について訊いてみましょう!

 

スタンフォード大学のクランボルツ教授の提唱した「Planned Happenstance(計画的偶発性)」は私も昔、理論を知った時に驚いた覚えがあります。
偶然なの??偶然と計画、相反する言葉が並んでるけど??と。

 

jinjibu.jp

 

 

Planned Happenstance

 

わかるようでわからない、プランドハップンスタンス(計画的偶発性)について、KING自身のキャリアや経験に基づいた考えを質問するスタイルで紐解いていきましょう。

『個人のキャリアは、その8割が「予期しない偶然の出来事」によって形成』される、とあります。

  • KINGにとって、「予期しない偶然の出来事」と言えば、一番は何でしょうか?

    【KING:】やっぱり前職時代の「人事への異動」ですね! 青天の霹靂だったわー


    【Az:】それまで少しくらいは「人事って面白そうだな」とか「やってみたいな」などの気持ちを持ったことは無かったってことですかー?

     

     

    【KING:】まったく…。人事は自分には縁がない世界と思ってたよ


    【Az:】そうだったんですね!1mmくらいは興味あったのかと思ってた…まさに「予期しない偶然の出来事」だったんですね。

    【Az:】でも今や、KINGと「人事」の仕事はものすごく自然な結びつきを感じます。 青天の霹靂、そんな中でどのように受け止めて、どんな行動に結びつけていったのでしょうか?

     

    【KING:】人事への異動は本当に一ミリも想定してなかったのですが、よくよく振り返ると人事のイベントやら人事主催の時間外活動(勉強会とかボランティアとか)、職層別組織の代表とか、若手の頃からずっとやってたんですよね。だから、人選するときも人事としては当然、候補にすぐなるということを異動してから知りました。当時は「楽しそう」だから参加してただけなんですけど、色々とめんどくさいこともありながらも、やってよかったなぁと。当時の行動がなければ、いまはないですからね。

    【KING:】人事に異動して採用担当になった後は、右も左も分からなかったので、とにかく実践だー!って思って採用関係のイベントには全部出て他社の採用担当の方々と交流したり、採用文脈とは関係ない所でも学生様との対話をたくさんして経験値を上げていきました。2年目にはかなりの仲間が社内外にできて、一緒に色んなコラボイベントを開催してました。


    【Az:】まさに「偶発」とも「計画的」とも言えそうなエピソードですね!この「よくよく振り返ると」というあたりが、無理なくご自身の興味・関心に従って動いた結果なのだ、ということが伝わります。やはり何か「行動し続ける」ことがカギなのかな、とも感じました。


    【Az:】そして、異動後も「実践だー!」これはスゴイ。右も左もわからないからこそ、まずは様子見しよう、という人も多いのではないでしょうか。でもKINGは違ったんですね。参加する、対話する、交流する、仲間をつくる。これらが自然と(でも意図的に)経験値として溜まっていったことで、次々と「その先の活動へ」と結びついていったのだなと思いました。実践、ほんと大事ですね!


    そこで次の質問なのですが、

  • ただ待つだけではない、「意図的に偶然の出来事を生み出す」とは具体的にはどういうことでしょうか?
    (すでにお答え頂いているような気もしますが)(特にココがキモ!みたいなものはありますか?)

    【KING:】そうそう!これは自分の強みだと思ってます。そう言えば、今の会社に来てからもとにかく色んな活動に参加して、たくさんみなさんと対話して、他部署の人でもどんどん1on1お願いして動きまくってたよね。お陰さまで転職してきたばかりだけど、たくさんの仲間に恵まれて面白い仕事ができてます。

    【KING:】自分が動くことによって仲間ができて、その仲間の知見に触れることで自分の視界が変わるし、視界が変わると自分の思考が変わって、また新しい活動に繋がるんですよね。
    そうすると、以前は想像すらしてなかった素敵なコトに出会える=偶然が起きる、って感じです。

    【Az:】(深いなぁ…) ←改めてしみじみ味わうAz

    【Az:】自分ひとりで「意図的に偶然の出来事を生み出す」わけではない、ということですね。自分が動くと、仲間も動く。仲間からの刺激によって自分も変わる。実は相互作用から、「偶然」って起きるんだなぁとしみじみ伝わってきました。

    【KING:】私の場合はそうでしたね! 人間一人だと何もできないなぁと言うのが私の感覚。

    【Az:】ほんとそう思います! 一人だと何もできないけど、仲間がいるとスゴイことができる。人間って不思議で面白いです。



    さて、最後の質問をクランボルツ教授の説の中からお伺いしたいと思います。プランドハップンスタンスにおいて大事な5つの要素、どれも重要だとは思いますが、あえて言うなら。

  • 『好奇心』『持続性』『楽観性』『柔軟性』『冒険心』のうち、どれが最も大切だと考えますか?

    【KING:】うーん・・・難しい!!!!どれも欠けることなく大切なものだと思うけど、あえて言うなら「持続性」かなぁ。。。やっぱり「持続」させないと何事も大成しないのかな、と感じるので。。。ただ、「これ違った!」と感じることもあるのでその時は「柔軟」に方向転換することも大切。要は自分に合ったもの(ワクワクできる、周りの人より上手くできる等)を見つけて、それを「持続的」に磨きまくってほしいなと思います。

    【Az:】おぉぉ意外、「冒険心」が真っ先に来るかと思ってました(KINGのイメージよ・・・)(笑)
    そうか、持続性か・・・飽き性なところがある私は耳が痛いです。
    でもほんとどれも大切ですよね。変化が激しい状況の中で、つど柔軟に対応しつつ、好奇心や冒険心などワクワクも楽しみつつ、きっとできる!と楽観性を持って持続する。っていう感じかな!
    何より、「持続的に」磨きまくる、これは響きました。


    というわけで、今回は【プランドハップンスタンス(計画的偶発性)】をテーマに、「はたらく」を素敵にするスペシャリストKINGこと「採用の王」自身のキャリアを紐解いてみました。

    何か「働きかたや生きかたのヒント」が見つかったでしょうか。ご自身のキャリアを考える上でも、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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    あず「流」@組織開発・文化創造(@azuazu1011)さん / Twitter